シリコンバレー通信:アメリカ人リタイアのお金

カフェに行くと、リタイアに必要な資金や年金の話をしている人を良く見かける。

昨日、山をウォーキングしていて途中の休息所で休憩していたら、アメリカ人夫婦と中国生まれの女性がなんと年金の話をしていた。立ち聞きしていたら、アメリカ人夫婦の夫は、61歳で、CalPERSのことを触れていたので、カリフォルニア州公務員。利回りの話をしていて、中国生まれの女性がアドバイスしていた。39歳でリタイアした人がいたらしいが、その人は、海外を駆け巡っていたとのこと。(おそらく自営業)

日本の場合、社会のつながりを持つという意味で年金を受給しても働く人がいるが、アメリカの場合は、貧しいから働き続けているという印象を持たれる。だから、メディアでも、投資番組が非常に多い。

日本の年金は、現役世代が60歳以上世代を支えるというネズミ講に近いシステムなので、アメリカよりも非常に危うい。アメリカは移民流入により人口が増えているのに、日本は現役世代が減っているからだ。何を言いたいかというと、日本の方が、60歳以上のお金事情は厳しいのに、なぜ、お金に無頓着なのか?無頓着でいられるのか?

自分のリタイアを想定すると、年金受給を期待できないので、1)金融資産から収益を得るか、2)労働から収益を得るしかない。病気になったら収入はなくなるし、多くの企業が50歳以降給料が下がるので、2)は期待できない。したがって、1)を増やしながら、2)については自分でコントロールできるように目指していくしかないと思う。

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